カナダからの訪日インバウンド客の特徴と集客のために知っておくべき10のコト

今後の日本の成長産業として注目される訪日インバウンド市場。

インバウンド集客に力を入れようとしている自治体や団体・事業者も益々増えています。

集客のためにまず必要なことは「相手を知ること」。

この記事では、意外と訪日客の多い「カナダ」について基本的な情報から訪日集客のために知っておくべきことまで図を交えてわかりやすく解説します。

カナダの基本情報と訪日データ

カナダの人口は3,860万人。

1人あたりGDPは52,076ドルとかなり高い水準です。。

2019年の年間海外旅行者は約3,300万人。出国率は80%を超え多くの国民が海外旅行を楽しんでいる国と言えます。

海外旅行先は圧倒的に隣国の米国でそれ以外の国への訪問は分散しています。

カナダからの訪日インバウンド客の推移

他の国と同様、カナダからのインバウンド客もこの10年で大きく成長しており、2019年には38万人となりました。

その後2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に減りましたが、2023年は2019年比で113%の訪日者数を記録。2024年はさらに前年比150%を超える月も出ておりさらなる成長が見込める市場です。

カナダ訪日インバウンド客の消費単価

カナダ人が1回の訪日で使う金額の単価は27.7万円。

平均よりも高く米国とほぼ同じような水準ですが、欧州諸国で30万円超えの国が多数あることを考えるとまだ上昇余地はありそうです。

カナダからの訪日潜在市場は900万人

2024年1月に日本政府観光局(JNTO)が発表した独自試算によると、カナダからの訪日客の潜在市場は900万人。

ここ数年で初めて訪日した方が多いことから、そういった方々がいかにリピーターになってくれるかが市場成長の大きな鍵を握っています。

参考:日本政府観光局(JNTO)調査(2024年1月)

カナダ人の特徴と訪日集客のために知っておくべきこと

ここからは、カナダ人観光客の集客をするために事業者や自治体の皆さまが知っておくべきことを解説します。

カナダ人は一般的なSNSを多用する

カナダ人は旅行前の情報収集でトリップアドバイザーを一番利用するようです。

その他は見慣れたSNSが多く、国独自の情報源というよりも世界中で多く使われている媒体を通じて旅行情報を収集すると言えます。

カナダからの訪日旅行で出る不満

日本政府観光局は「訪日観光データガイドブック」の中でカナダからの訪日旅行で出る不満点をまとめています。

「飲食店のメニューにどのような食材が含まれているかを載せてほしい「景勝地で歴史や背景などの説明がほしい」といったように、英語での詳細な説明を求める声が出ています

カナダからの訪日集客のために知っておくべき10のコト

最後に、カナダからの訪日客を集客するために知っておくべき事柄を簡潔10個にまとめました。

以上、カナダからのインバウンド観光客を集客するための情報を解説しました。

インバウンド誘客の方法、海外プロモーションの仕方については以下の記事をご覧ください。

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また、インバウンド対策に使える補助金も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

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