※本記事の情報は令和5年度のものです。令和6年度も情報が公開され次第アップデートいたします。
訪日外国人旅行者の増加を見据え、観光庁は「宿泊施設インバウンド対応支援事業」を開始しました。この補助金は、訪日外国人旅行者が安心して適正に滞在できる環境を整備するため、宿泊施設におけるインバウンド対応及びバリアフリー化を実施する事業に対してその費用負担を軽減するための経費の一部を助成します。
具体的な支援内容としては、「基本的ストレスフリー環境整備」と「バリアフリー化促進」があります。
「ストレスフリー環境整備」では案内表示や自社サイトの多言語化、非接触型チェックインシステム、キーレスシステムの導入、混雑状況の「見える化」などの取り組みに加え、多機能トイレの整備、チャットポットの導入なども支援します。補助率は対象経費の3分の1で最大150万円を交付します。
一方、「バリアフリー化促進」では、バリアフリーに関連した改修工事などに加え、自家発電機の導入、防火シャッターの更新といった災害対応も支援の対象となっています。補助率は2分の1で、補助上限額は500万円。自治体と災害協定を結んでいる事業者は上限が1000万円に引き上げられます。
公募期間は令和5年6月26日から7月26日までとなっています。申請は公式ウェブサイトから行うことができます。
関連リンク:観光庁「令和5年度ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業
他にもインバウンド対策に使える補助金も紹介しているので、是非参考にしてみてください。
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