今後の日本の成長産業として注目される訪日インバウンド市場。
インバウンド集客に力を入れようとしている自治体や団体・事業者も益々増えています。
ポストコロナで大幅な回復を見せる訪日インバウンド市場。
インバウンド集客に力を入れようとしている国内の事業者も増えています。
集客のためにまず必要なことは「相手を知ること」。
この記事では、ついに人口世界1位に躍り出た「インド」について基本的な情報から訪日集客のために知っておくべきことまで図を交えてわかりやすく解説します。
インドの基本情報と訪日データ
インドの人口は13.8億人。2023年に中国を抜いてついに人口世界1位となりました。
インドからの訪日インバウンド客の推移
インドからの訪日客もこの10年で大きく伸びています。2019年には年間訪日者数が18万人となりました。
その後2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に減りましたが、2023年は2019年の9割まで回復。2024年は前年比150%に近い月も出ており、今後大幅な伸びが期待できる市場です。
インド訪日インバウンド客の消費単価
インド人が1回の訪日で使う金額は23.1万円。
インドからは特に富裕層や高所得者層が訪日していることもあり、アジアの中では消費単価が大きくなっています。
特に宿泊費にかける金額が大きいのが特徴です。
インドからの訪日潜在市場は3,000万人
2024年1月に日本政府観光局(JNTO)が発表した独自試算によると、インドからの訪日客の潜在市場は3,000万人。
現状でのインドのインバウンド市場における存在感はまだ小さいですが、潜在市場としては中国、韓国、米国に次ぐ大きさがあります。
今後さらに人口増加・経済発展が見込まれており大きな期待ができそうです。
インド人の特徴と訪日集客のために知っておくべきこと
ここからは、インド人観光客の集客をするために事業者や自治体の皆さまが知っておくべきことを解説します。
インド人はSNS/情報サイト/OTAを満遍なく使う
インド人は様々なオンライン媒体を満遍なく使って海外旅行の情報収集を行ないます。
旅行メディアはインド発インド人向けのものが多いですが、それ以外は世界的に使われて言えるSNSやOTA、トリップアドバイザーなどを使って情報収集を行っています。
また、グラフには出ていませんがインドからの訪日客はビジネス出張やインセンティブ旅行などが多いため、旅行会社を利用しての訪日が他国と比べて多い傾向にあります。
インドからの訪日旅行で出る不満
日本政府観光局は「訪日観光データガイドブック」の中でインドからの訪日旅行で出る不満点をまとめています。
インド人の80%以上はヒンドゥー教徒で牛が食べられません。また、イスラム教徒は豚が食べられずそれ故ベジタリアンが多いことから、飲食関連の不満が多く出ています。
インド人を集客ターゲットにするときには宗教・食への配慮が必要不可欠です。
インドからの訪日集客のために知っておくべき10のコト
最後に、インドらの訪日客を集客するために知っておくべき事柄を簡潔10個にまとめました。
以上、インドからのインバウンド観光客を集客するための情報を解説しました。
インバウンド誘客の方法、海外プロモーションの仕方については以下の記事をご覧ください。
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また、インバウンド対策に使える補助金も紹介しているので、是非参考にしてみてください。
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