米国(アメリカ)からの訪日インバウンド客の特徴と集客のために知っておくべき10のコト

今後日本の成長産業として注目される訪日インバウンド市場。

インバウンド集客に力を入れようとしている自治体や団体・事業者も益々増えています。

集客のためにまず必要なことは「相手を知ること」。

この記事では、2023年に来客が急増した「米国」について基本的な情報から訪日集客のために知っておくべきことまで図を交えてわかりやすく解説します。

米国(アメリカ)の基本情報と訪日データ

米国の人口は3億2,300万人で、世界3位の人口を誇ります。

GDPは世界一で、平均年収は日本円にして約1,000万円!です。

米国からの海外旅行数で多いのは地理的に近いメキシコ、カナダ。それからフランスと続き、日本は第5位です。

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米国(アメリカ)からの訪日インバウンド客の推移

米国からのインバウンド客は年々増加しており、2019年には172万人に達しました。

その後2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に減りましたが、2023年には単月で2019年を超える月も出てきており、今後ますます伸びることが予想されます。

米国(アメリカ)訪日インバウンド客の消費単価

米国からのインバウンド客が1回の訪日で消費する額の平均単価は18.9万円。これは2019年の数字ですが、2023年はさらに上がり20万円を超えています。

米国人は特に宿泊費にお金をかける傾向があることが見て取れます。

米国(アメリカ)からの訪日潜在市場は2,600万人

2022年に日本政府観光局(JNTO)が発表した独自試算によると、米国からの訪日客の潜在市場は2,600万人。

この内まだ訪日経験のない米国人が1,000万人以上いるので、ポストコロナでまだまだ訪日客が伸びる可能性は大きそうです。

参考:日本政府観光局調査(2022年4月)

アメリカ人の特徴と訪日集客のために知っておくべきこと

ここからは、アメリカ人観光客の集客をするために事業者や自治体の皆さまが知っておくべきことを解説します。

アメリカ人の情報収集は口コミサイトが主流

米国人が海外旅行をするときに参考にするオンライン媒体の1位は「トリップアドバイザー」

世界一の口コミサイトで、宿泊施設、レストラン、観光名所についてトリップアドバイザーの評価を見ながら行き先を決めるケースが多いようです。

トラベルアンドレジャーやナショナルジオグラフィックといったWEBサイトもかなり参考にされていることは注目すべき点です。

米国(アメリカ)からの訪日旅行で出る不満

日本政府観光局は「訪日観光データガイドブック」の中で米国からの訪日旅行で出る不満点をまとめています。

よくでるのはウェブサイトや案内に英語表記がされていない、英語が通じないといった不満。

アメリカ人観光客は東京や京都・大阪以外の地方も訪れるようになっており、特にそういった地域での言語的な不満が多く出ています。

米国(アメリカ)からの訪日集客のために知っておくべき10のコト

最後に、米国からの訪日客を集客するために知っておくべき事柄を簡潔10個にまとめました。

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以上、米国からのインバウンド観光客を集客するための情報を解説しました。

インバウンド対策に使える補助金も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

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