ベトナムからの訪日インバウンド客の特徴と集客のために知っておくべき10のコト

今後の日本の成長産業として注目される訪日インバウンド市場。

インバウンド集客に力を入れようとしている自治体や団体・事業者も益々増えています。

集客のためにまず必要なことは「相手を知ること」。

この記事では、日本での就労者が他国と比べて圧倒的に多い「ベトナム」について基本的な情報から訪日集客のために知っておくべきことまで図を交えてわかりやすく解説します。

ベトナムの基本情報と訪日データ

ベトナムの人口は9,950万人。まだ人口は増加中なので近く1億人を突破します。

ベトナムからの訪日インバウンド客の推移

他国同様、ベトナムからの訪日客もこの10年で大きく伸びています。2019年には年間訪日者数が50万人となりました。

その後2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に減りましたが、2023年は2019年の115%と大幅超え。さらに2024年は単月で前年比120%〜130%とさらに伸び続けています。

ベトナム訪日インバウンド客の消費単価

ベトナム人が1回の訪日で使う金額は21.1万円。

ベトナムからの訪日目的は「留学・就労」が56%と圧倒的に多く、それに伴い1回の訪日での滞在期間が他国と比べて圧倒的に長いため消費単価も高くなっています。

ベトナムからの訪日潜在市場は1000万人

2024年1月に日本政府観光局(JNTO)が発表した独自試算によると、ベトナムからの訪日客の潜在市場は1000万人。

国として意外と海外旅行をしている人数が多く、その中でもまだ訪日経験がない人が870万人もいるため潜在市場は大きいと言えるでしょう。

参考:日本政府観光局調査(2024年1月)

ベトナム人の特徴と訪日集客のために知っておくべきこと

ここからは、ベトナム人観光客の集客をするために事業者や自治体の皆さまが知っておくべきことを解説します。

ベトナム人はニュースサイトから海外旅行の情報を得る

ベトナムでも世界的に使われているYouTubeやfacebook, instagram, TikTokといったSNSが広く利用されています。

特徴的なのは、情報源としてニュースサイトが活用されていること。3位のVN Express, 7位のVietNamNet、8位のTuoi Treはすbてニュース発信をするWEBサイトです。

また、6位のZaloはベトナム発のコミュニケーションツールで日本のLINEのような位置づけです。

ベトナムからの訪日旅行で出る不満

日本政府観光局は「訪日観光データガイドブック」の中でベトナムからの訪日旅行で出る不満点をまとめています。

ベトナム料理が世界的に有名なこともあり食へのこだわりが強いのか、飲食や店舗に関する不満の声が多く挙げられています。

ベトナムからの訪日集客のために知っておくべき10のコト

最後に、ベトナムからの訪日客を集客するために知っておくべき事柄を簡潔10個にまとめました。

以上、ベトナムからのインバウンド観光客を集客するための情報を解説しました。

インバウンド誘客の方法、海外プロモーションの仕方については以下の記事をご覧ください。

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また、インバウンド対策に使える補助金も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

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